Double W 2017
Day One
往路編

　
午前5時半に出発した。
慣らし中ということもあって、道中すべて下道である。
慣らし走行・・・800kmまで4,000回転縛りのそれは、
実はさして気遣う必要は、ない。
100km/3,600回転くらいのW8なので、
高速に乗っても別段問題ないのである。
とはいえ、各ギヤを万遍なく丁寧に使った方が宜しいかと、
勝手に思っての今回の処方であった。
　
斯様にしてようやく白む山々を望むことが出来始めたのは10時頃であったか。
逸る気持ちを抑えつつ、ゆるゆると進む。
　　

　
目指す渋温泉はこのR292/志賀草津道を越えた先。
基本、2台のWで集う「 Double W 」ミーティング（という表現は嫌い）
を久々開催するのである。
初日はその渋温泉で合流/1泊し、
2日目にして最終日はビーナスラインを流す予定である。
無論、油断されている筈の参謀本部急襲も
その行程に含まれているのは言うまでもない。
　
とまあ御託は置いておいて、
いよいよR292/志賀草津道路を草津側から突入である。
ひゃっほ〜♪
　

　
　回さずに走らねばならぬ峠道の、そのなんとむず痒いことよ。
　　

　
白根山山頂付近。
ううむ今年は雪、多いか。
　
ちなみにこの先で眼前に聳え立つ筈の、
遥か先、北アルプスの白き尾根は曇っていて見えず。
残念。
　

　
下界は10度くらい、上は3〜4度程度だった。
真冬装備で来たので問題はない。
　
路面もすべてドライで、
渋峠を越えた先のスノーシェッド内で
何か所か凍結箇所があった程度であった。
　
ところで今年は雪の汚さが其処此処で目立っていたことを、
備忘録として記しておく。
　

　
山肌の残雪はそうでもないが、路肩に除雪されたものは結構残っている今季。
この先の雪回廊は果たしてどうなのだろうかと、
否が応にも期待は膨らむ。
　　

　
　 でしょ？千手観音様。
しかし頭巾が廃れましたなぁ。
今度、新しいものを持ってきて進ぜましょう。
　

　で、然る後、雪回廊に。
　　

　
お見事！
　

　
いやぁテンション上がった。
　　

　
雪見銀座な国道最高地点。
　　

　
渋峠もスキーヤーとバイカーとチャリダーと・・・もう一杯。
無論スルーする。
　

　　
そういえばタカミーさんに連絡しておくのを失念した。
また凄い偶然は起こらぬものか...（起こらなかった訳だが）
　

　
降りていくほど冬景色となる長野側のR292である。
　

　　
木戸池も全面凍結していた。
　　　

　
昼飯にする。
　

　
ふ〜ん。
二八でいいや。
　

　
。。。。。
　

　
　チェックインまではまだ時間があった。
中野〜飯山辺りを目的なくぶらつく。
　　

　
　そんなこんなで渋温泉に。久方ぶりである。
　　

　
温泉街は昔ながらの狭い街並みで、
クルマは通行禁止かと思っていたが通れるらしい。
ノーマルマフラーで幸いだった。
　
（とはいえそれでも一般の人々にとっては不快、
もしくはある意味脅威であろうことは、
その表情から伺い知ることが出来た）
　

　
で...だ。
いやはや宿が見付からない。
　

　
　おぅい、そこのわんこよ。
おぅいって...
駄目だ熟睡してやがる。
　

　
都合3周はしただろうか。
　　

　
めっけた♪
　

　
美しい若女将の車に先導され、川向うのガレージまで案内頂く。
ほほうこれはこれは・・・
　

　
　さてでは参ろうか。渋温泉に。

　　

　
　続く